可視化資料を見るまでもなく、皆さまの予測のとおりです。
まず、投稿数と投稿者数。

投稿数も投稿者数もほぼ同じ動きをしました。
6月26日が市議会で追及された日ですので、それ以前の25日までを平時とすると、「除籍だったけど続投するよ」と言っちゃった7月2日は、投稿数は約7倍、投稿者数は12倍に増加しています。
良い内容のツイートが増える分には大歓迎なのですが、そんなわけないだろうな。


右は6月中のツイートで、ネガティブなツイートは約21%でした。これが7月2日になると、左の円グラフのとおりで約7割増の36%まで増加しました。
もう少し細かく感情別の推移を見てみます。

この図は日ごとのツイートに占める各感情の比率を表したものです。恐怖と悲しいはごく少ないので省略しています。
まず分かるのは、そもそも除籍の件が発覚する以前から、「うれしい」「期待」といったプラスイメージの感情は減少傾向にありました。今回の件がなくても、伊東市に対する投稿者の見る目は徐々にマイナスに振れていたようです。
さて問題の7月2日ですが、ポジティブな「期待」と「うれしい」は、こうべを垂れる用に減少しました。「怒り」「嫌悪」といったネガティブな感情は、議会で追及された6月26日に増加し、一旦減少するのですが7月2日に再び増加しています。

7月2日の感情の円グラフです。「期待」や「うれしい」は合わせても15%しかない。まあこの時期に田久保市長を擁護するような投稿をすると、叩きまくられるのは目に見えているのでそんな投稿があるはずない。
SNS空間における悪評は意外と早く冷めます。しかし調子に乗って表舞台に出ようとすると、また輪をかけて叩かれる。
アニーがいい例(悪い例?)ですね。