通信制大学院が始まって1週間が終了しました。
通信制ですので大学へは行きません(当たり前)。さらにサイバー大のようなオンラインの授業もありません。
完全な自学自習です。シラバスに書いてあるテキストや参考書を買って、自学自習してレポートを提出する。
課題は2つあるので、レポートも2通提出します。
レポートの課題は学内のサイトに書いてあるので、初めからわかっています。
これだけだとテキストの関連する部分しか読まない者が出てくるので、課題を2つ提出してそれが一定水準に達していれば、さらに最終の課題が送られてくるので(送られてくるまで分からない)、そのレポートを書いて提出し、合格すると単位がもらえます。
サイバー大の場合、科目は半年単位ですが、帝京平成の通信大学院では科目は履修から1年間有効で、自分のペースで好きな時期に課題レポートを提出すればいいという形をとっています。
オンライン授業がない分ペースを作りにくいですが、一つずつ科目を仕上げていくという単位の取り方ができるので、短期間で一つに集中したい人はやりやすいかもしれません。僕のような物忘れがひどくなってきたものにとっては、忘れないうちに一気に単位を取るところまで行けるので嬉しい。
科目の学習を始めてふと気づいたことは、サイバー大で触れたことが結構いっぱい出てきて、なんとなく安心感があるというか、ほっとしています。
テキストをざっと見た限りでは、統計、述語論理式、探索法、TCP/IP、データベース、ソフトウエア工学、機械学習など、そう言えばやったなぁといった内容が出てきて何となくうれしいです。忘れているものも多いけど。
大学院はこのような科目(最低9科目18単位必要)のほかに、最終的に修士論文を仕上げなければいけないので、自分の研究もボチボチ進めていく必要があります。
例えば、「日本のプラスチックの再利用率は86%」と書きたいときは、86%がどこからとってきた数字なのかを参考文献、あるいは引用という形で書く必要があります。コピーを取って、どこからとってきたデータかを書いて残しておく必要があります。参考文献等は記載する作法みたいなのがあって、それに合致した形で記録しますが、意外と面倒。
また機械学習でLightGBMを使うとした場合、LightGBMのもととなった論文などを参考文献として記録します。
自分の研究に関係のありそうな先行する内外の論文にも目を通して、自分の論文の中で「○○さんによると・・・である」と書いたうえで、「だけど自分は・・・だ」とする必要があります。こんな場合もやはり、参考文献欄に載せます。が、これを読むのが結構大変なんだ。
でもある程度他人の論文を読むと、論文というのはこんな構成で、こんな風に書くのかというのが、自然とわかってきます。あまり根を詰めると、夢の中に出てきます。