近所の海岸の衛星画像を使って、砂浜が浸食されているかどうか検証してみました。
まずは2017年7月の画像
こちらは2022年7月の画像
どちらも暗くて見にくいです。すいません。
これらの画像に基づいて、クラスタリングで海岸とそれ以外の2値に分類して、海岸の部分だけを抽出してその差を可視化します。
そしてこれが差分の画像になります。緑が2022で海岸とみなされた部分。赤は2017で海岸陸地とみなされた部分になります。でもこの図だけ見てもよく分かりません。
実際の画像に重ねるとこうなります。
5年間で砂浜が広がったところ、逆に狭くなったところ両方がありますが、浸食が進んでいると言い切るほどの差はなさそうです。したがって、衛星画像から見る限り石川県加賀市の海岸の浸食はほとんどないであろうと考えられます。
クラスタリングで海岸とそれ以外に分けたということは、海岸が1、それ以外は0に分類されていることを意味します。ということは1に分類された部分の数を比較することで、海岸部分の面積を数値として示すこともできそうです。
衛星画像はまだまだいろんな活用方法がありそうです。ぜひ試してみてください。